・杭打ち工事の金額は判らない?予算は建築費とは別にたてましょう

アパート建築予定地では、地盤調査を行います。地盤調査とは地中地盤の固い場所まで杭を打つため、地盤の固さを測る作業のことです。作業は一般的にも1日で終了します。

今回行った地盤調査では、建築予定の建物は木造2階建ての総戸数4戸の小さなアパートなので、比較的建物は軽い方です。深さ4mに固い地盤が確認できましたので、表層を改良ではなく、杭を打つことになりました。

杭にも種類があります。コンクリートで柱状の杭を現場で作る方法や、鋼管杭を使用する方法などが一般的です。杭の工事費用は、建築費の概算とは別に予算を計画します。

実際の杭の工事費用は、地盤調査の結果と建物の規模などで変わるので、金額が変更になりやすいです。特にご予算ぎりぎりで一戸建て住宅やアパートを建築お考えの方は注意してください。先日、東京郊外で100㎡位の土地に木造2階建てを建築受注したが、杭の費用が変わり、最終的に予算よりも100万円位超えてしまった話しを、大手ハウスメーカーの方に聞きました。

杭工事の金額は、地盤調査の結果と設計図面を基に本数や深さ、種類などが決定するので、明確には判らないのです。都内で一般的な規模、66㎡位までの土地に杭工事が必要と判断された時に、約50万円から200万円強と大きな開きがあるのが現実です。

今回、建築予定地近くに河川があるため、地中でコンクリートが固まりにくい事があるそうです。そのためコンクリート杭ではなく、鋼管杭が良いと設計士からアドバイスがありました。約60㎡の敷地面積に地中4mの辺りにある固い岩盤層をめざし、口径約140㎜の鋼管杭28本を打ち込むことになりました。結構な本数です。

設計図面を基に杭が打ちこまれる場所が決まり、そして打ち込まれた後にはベタ基礎が施行されます。ベタ基礎はしっかりと配筋がなされ、最終的に検査機関が配筋検査を行います。その後にコンクリートが流され丈夫な基礎が造られていきます。

最近の基礎を見ていると、コンクリートの塊に建物が乗る様な印象を受けます。予定通りに工事が進み建物が出来てくると実に楽しい気持ちになります。基礎が出来上がると次は上棟です。皆様も建物を建築するときは、杭の工事費用は、建築費の概算とは別に予算たててくださいね!

2019年03月19日